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父のお通夜だった日

 父が亡くなって4年、ようやく心穏やかにこの日を迎えられるようになった。

 転勤族だった父の留守をずっと守ってきた母に酷い仕打ちをして、約2年間の離婚調停の末に家を出た父が許せず、18年間音信不通のまま、再会したのがお通夜。それが4年前の7/21だった。

 74歳だった父の死因は病気ではなく、お肉を喉に詰まらせた窒息死と聞いて、何とも言えない気持ちになったのと同時に、その説明をしてくれたのが、離婚後に過ごしていた新しい家族だったことが、さらに私を複雑な気持ちにさせ、父が亡くなる1ヶ月前に他界した奧さんとのツーショット写真の遺影は、あまりにも衝撃的だった。

 30歳を過ぎてからの両親の離婚は、自分に対した影響を与えるものではないと思っていたけど、心には大きなダメージを受けていたことを今更ながら感じる。改めて親の存在って大きいんだなー。

 

 まだお墓の場所がわからないままだけど、今日は写真を飾り、お線香を焚いて、父のことを想いながら過ごそう。